Native Pro 楽器シールドケーブル

 

SwitchCraft × Kester44

 

どこにでもある素材を使い、自然で豊かなサウンドを目指しました。

  

初心者、アマチュア、プロ問わず

すべての方におすすめできる

Native Proシリーズです。

 

 

ライブ現場での耐久性を確保

多くのプロフェッショナルなライブ現場で使用されている

スイッチクラフトのプラグを採用しました。

トラブルを最小限にし、高耐久かつ安定的なサウンドを設計致しました。

 

 

ラインナップ

Native Pro C1

Canare GS6 × Kester44 × SwitchCraft

Native Pro M1

Mogami 2524 × Kester44 × SwitchCraft


SwitchCraftのプラグとは

 

SwitchCraftはアメリカのコネクタメーカーです。

数多くのプロフェッショナルにより使用されてきたプラグの一つです。

現在でも多くのライブ現場ではSwitchCraftが最優先で使われています。

耐久性と安定したサウンド、普遍的なビジュアルが魅力です。

 

私はSwitchCraftを長らく避けてきました。

レンジが広く、歪みが少なく、トランジェントが明確なサウンドが

好ましいと考えてきたからです。

しかし、それはクリーンが求められるサウンドにおいて有益であり、

ハイゲインなドライブサウンドには不利になる場合が多い問題を抱えていました。

 

私は原点に戻り、世界中で多く使われている

SwitchCraftのプラグともう一度向き合うことをしました。

 

SwitchCraftはレンジは広いとは言えず、ハイとローが落ちる傾向にあります。

歪みも多く、解像度も高いサウンドとは言えません。

ですがそこが短所ではなく魅力であることに気が付きました。

 

ハイゲインアンプではハイとローが伸び切っていると

うまく歪まずにピークが残ります。

しなやかに歪ませるためにはハイトローをカットする必要があります。

それらはEQでするのもいいですが、

パッシブで自然にきれるのであれば余計な回路を通さずに済みます。

そしてSwitchCraftはそれを実現します。

 

さらにはSwitchCraftは歪みます。

これはオーバードライブという意味ではなく、

オーディオ的なプラグと比べて、歪みやすいということです。

プラグが歪みやすいということは

アンプのつまみをたくさん上げなくても

うまく歪んでくれるということです。

しなやかにドライブしてくれます。

 

オーディオ的なプラグで同じドライブゲインを目指すと、

アンプのつまみをより多く上げなければいけません。

そしてダイナミクスが広いため、ピークが残ります。

プレイスタイルや求めるサウンドによっては

そのピークがじゃまになることもあるでしょう。

 

そのときには、しなやかに歪んでくれる

SwitchCraftを使用するべきだと思いました。

よりよい歪みを再定義する必要があります。

 

 

Kester44という半田

 

Kester44という半田は、ギター・ベースに限らず音響業界でも多く使われる

ベストセラーな定番品です。

どこにでもある定番製品です。

Kester44もFレンジ・Dレンジ共に広いとは言えず

歪みは少なくなく、

トランジェントもあまりキビキビしていませんが

それが魅力です。

 

ギターらしい、ベースらしい

なまり方・粘り方というものがあります。

そういったものはドライブから生まれるものですが、

そのドライブはプラグや半田の性能で決まることが多いです。

原音に対してアンプが増幅するので、

原音に雑味があればより粘ったりなまったりします。

 

きれいなギターサウンドやベースサウンドを求められることも

現代では多いかと思いますが、

ギターらしいドライブサウンド、

ベースらしいいなたいサウンド、

が音楽的に求められる場面も多いかと思います。

 

現代の半田のお話をしますと、

そういった楽器らしいサウンドが出る

「うまく歪んでくれる半田」

というのがとても少なくなっています。

どれもクリーンで、キビキビはしますがしなやかに歪む事はできません。

Kester44はその課題をかんたんにクリアします。

 

Kester44もハイとローをカットしてくれるので

アンプの反応をよりよくします。

よりうまくドライブして歪ませることができるということです。

 

 

Kester44が長きに渡り

ギターサウンド・ベースサウンドに使われてきた理由が

ここにあると思います。

 

 

 

CANAREとMOGAMIの存在

 

世界中で売れている国産ケーブルメーカーがあります。

CANAREとMOGAMIです。

初心者用、自作入門用として名を馳せている両者ですが、

その代表機種がGS6と2524です。

 

とても大事ですが

この2機種はとても素晴らしい性能を持っています。

 

私は今まで

国内外の様々なケーブルメーカーの機種を

さわり、つくり、評価して、演奏して、聞いて楽しんできました。

様々な方々の意見を伺ってきました。

 

何周かしてきまして、

ようやくCANAREとMOGAMIの良さに少し気づけたような気がします。

 

高級線材のような

広いレンジはないですし

ハイトランジェントな特性はないですし

上質な質感があるとはいえず

ラグジュアリーな外見もないのですが、

圧倒的な自然さと安定感があります。

 

GS6はローエンドの伸び方と安定度が抜群ですし

2524は軽やかな動きとミッド〜ハイのクリアさが魅力です。


どちらも不自然な音はせず、

とてもナチュラルな動き方をします。

 

自然になれるケーブル

=存在を忘れられるケーブル

を目指す中で

どこにでもある素材を使用することが

一つの答えなのではないかと考えました。

 

 

 

歪みながらダイナミクスを確保する

 

市場にある多くのケーブルは

歪むと同時にダイナミクスを失う傾向にあり

一部の方はそれを望みません。

 

私は楽器の生音の音量変化を大切にしたいと考えていますので、

ハイゲインに歪んだサウンドにおいても

反応性と変化の密度がほしいと考えています。

 

ハイとローをカットしながら

歪みやすい特性をもたせて

なおかつダイナミクスの情報を失わせない

というのは矛盾をはらんでいそうですが、

できなくもないと考えています。

 

マテリアル(素材)はナローで歪みやすいものを使用し、

ダイナミクスを最大化して

ハイゲインでも動きを劣化させない、

というチャレンジでもあります。

 

SwitchCraft × Kester44 × CANARE&MOGAMI

というどこにでもありふれた公式のなかで

市場にない答えを出すのはまったく容易ではありません。

 

ですのでいままで幾度と挑戦をして挫折してきました。

どうしてもダイナミクスが潰れてしまい

沸き立つフィーリングが失速してきます。

弾いていて楽しくないものは誰かにおすすめできるものではありません。

フィーリングがマイナスになる道具は弾いていて楽しくはありません。

 

しかしようやくフィーリングを加速させることができるレシピができました。

弾いていて楽しいと思える仕上がりを作ることができました。

 

ハイゲインサウンドの中においてもダイナミクスを重視したい、

そのようなご要望にお応えできる仕上がりかと思います。