マイクケーブル 取扱説明書 V3.0

 
この度はWeltWiringのケーブルをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ケーブルの性能を最大にご利用していただくための取扱説明をさせていただきます。
 
1. XLRコネクタのリングカラーについて
NEUTRIKのXLRコネクタのリングのカラーによって若干サウンドが変化します。
それらも含めてサウンドデザインをしております。
 
2.キャノンコネクタの付近のねじり
コネクタ付近ではなく、ケーブル全体で回転させることで負荷を分散させることを推奨します。
 
3.インアウトの方向性
通常は文字の読み始め側が入力となりますが、ロットによっては逆になることがあります。振動を確かめることでもっとも好ましい方向でサウンドを作っておりますのでご安心ください。
 
4.ケーブルの保管方法
1m以上は8の字巻が好ましいです。
 
5.コネクタのブッシング(回転する根本のパーツ)によるサウンド変化
音質を優先するために、ネジロックはせずにコネクタを緩めることができる状態となっております。
もし緩んできたことを発見されましたら、締めすぎない程度に軽く締めていただければと思います。
ブッシングを回すとサウンドが変化します。
出荷時には最適な位置で調整しております。
 
締めるとコンプレッションがきき、音場とダイナミクスがナローになります。強くしていくと実が詰まったサウンドになります。
緩めるとコンプレッションが減り、音場とダイナミクスがワイドになります。
指先で軽く回して止まるくらいがおすすめです。
もし、緩んできた場合は適度に締め直して下さい。
 
6.プラグの分解について
ネジロックをしていない仕様のため、容易に分解が可能となります。
もしプラグの分解をされた場合は、厳密に分解前のサウンドには戻らない可能性があります。
分解はサウンドの保証ができかねる状態となりますのでおやめ下さい。
分解されたプラグの再修理は受けかねます。
(新規プラグでの再製作業は別途料金にて承ります。)
 
 
7.プラグコネクタの接点
接点はプラグ・ジャック共に、汚れ・油分・水分がない状態が好ましいです。
接点復活剤や保護剤は使わずに、金属同士の間に何もない状態を推奨します。
通常のオイル系の接点復活剤はアタックが遅くなりますので非推奨です。
 
接点の洗浄については下記製品を推奨致します。 
*洗浄剤: 
HOZAN Z-294
岳南化学  Hyper Clean EE-6310(エアゾールタイプではなく液体)
大洋製薬 無水エタノール
小堺製薬 無水エタノール
*綿棒:(キャノンオス用)
ダイソー 紙軸綿棒コットン100%(No116)
 
*ベビー綿棒:(キャノンメス用)
サンリツ 極細 ベビー綿棒 50本(オレンジ色パッケージ)
  
※上記はこちらで管理している際に使用しているものですのでご参考にして頂き、お好みのものをお使いください。
※必ず換気のいい場所でお使いください。各薬品製品に記載されている取扱方法に準じて作業をして下さい。
※使用注意を必ずお読みの上、お客様の責任の下ご使用ください。
 
 
8.ケーブル外皮(線材部分)のメンテナンス
ケーブル部分のメンテナンスは通常は濡れた布で軽く拭いてください。
音質が鈍くなったと感じたら、「エリエール除菌できるアルコールタオル」で拭いてください。
9.ラインケーブルとしての使用について
線材の性能上は、ラインケーブルとしてお使いいただいても問題ありません。
マイクケーブルとしてお作りするものは、【グランドとシャーシがつながる】タイプになります。
アウトボード・ミキサーやモニタースピーカーシステムに使用する状況では、電源との関係でグランドループが発生する場合があります。
その場合は【グランドとシャーシが分離する】ラインケーブルをお使い頂くかお求めください。
以上となります。
 
不明なことやお気づきの点がありましたらご連絡下さい。
今後とも宜しくお願い致します。
 
WeltWiring
伊藤貴志